PMSには低用量ピルがよく効く!
PMSという言葉が普通に使われるようになって、とても嬉しいです。
「PMSが辛くて受診しました。」
「月経前になるとイライラしたり気分が落ち込むので、PMSだと思うんですけど・・・」
と言って受診される方が増えてます。
先週も何人かのご相談がありましたが、
きっと1~2か月後にはPMSの症状が消失あるいは軽減しているはず。
生き生きとした表情に出会えるのが楽しみです。
実際に、ピルを1シート服用して受診した患者さん、
8月はPMS症状なかったと言って喜んでました。
治療方法にはいくつかありますが、
妊娠の希望がなければ排卵を止める低用量ピルが効果的です。
海外ではPMSの治療として使われているピルもあります。
私も30代の頃、PMS症状が激しくて、
月経前は夫婦喧嘩はもちろんのこと、
感情が爆発して子どもに怒鳴って(怒鳴ってどうなるんだと思うけど)、
後でそんな自分を責めて後悔するの繰り返しでした。
それが低用量ピルを飲むようになって、
(性格は変わらないものの???)
家族が私のPMSに振り回されることがなくなりました。
ピル様、神様、仏様です。
それでは、どうしてピルで排卵を止めるとPMS症状がなくなるのでしょうか?
自然な月経周期では排卵後に女性ホルモンの大きな山が起こります。
低用量ピルで排卵を止めるとホルモンの山谷がなくなり、
ホルモンの変動に振り回されずにすみます。
PMS症状に困っている皆様、低用量ピルをお試しください。
妊娠希望の方には漢方治療をご提案させていただきます。