ホルモン治療を卒業♡
このところホルモン治療を卒業する患者さんが続きました。
子宮筋腫、子宮内膜症、子宮腺筋症。
いずれも閉経までの病気です。
(注:中には閉経後もフォローが必要な場合があります。)
月経痛、過多月経、月経のトラブルに苦しんでた患者さんにとって、ゴールは閉経です。
もちろん手術という方法もあり。
友人のAさんは、子宮筋腫で過多月経、貧血、膀胱(尿道)を圧迫して尿閉にまでなってしまいました。
(尿閉:尿が出なくなること)
手術で子宮を取ったらとても楽になったと言ってました。
ホルモン治療にはいろいろあります。
閉経したら治る(縮小する)病気なので、閉経状態にする治療。
子宮内膜を薄くして出血を減らす治療。
BとCの治療を交互にする場合もあります。
ホルモン治療中は卵巣は眠った状態になるので、閉経かどうか判断するのはちょっと難しい。
そろそろ閉経かな?と思って、薬を減量したら痛みが再発したとか、いつまで治療を続けるかは個人差があります。
もう大丈夫。
閉経したね!と患者さんも私も同意したらだいたい大丈夫な感じです。
外れることもありますが・・・。
「よく頑張ったよね~」
患者さんも嬉しいし、私も嬉しい。
ホルモン治療卒業 おめでとう♡