子宮頸部円錐切除術って何?
子宮頸がんは子宮の入り口にできるがんですが、
初期であれば子宮を取らなくても、
病変のある入り口を切除するだけで治すことができます。
円錐状に切除するので「円錐切除術」と言いますが、
ドーム状に切除することもあります。
子宮頸がんは、検診で初期に見つけることができます。
初期は症状がないので定期的に検診を受けることが大事です。
性交渉をもったら必ず検診を受けるようにしましょう。
毎年検診を受けていれば、ほとんどの場合、がんになる前に見つけることができます。
それを異形成(いけいせい)と言います。
子宮がん検診で異常が見つかっても慌てないようにしましょう。
軽度の異常が「軽度異形成」です。
中等度異形成⇒高度異形成⇒初期のがんと進行することがあります。
子宮は胎児が育つところで、これから妊娠を考えている女性にはとても大切なところです。
がんは手術が必要ですが、初期であれば「円錐切除術」で治療することができます。
20代30代の子宮頸がんが増えているので、毎年の検診はとても大事。
予防ワクチン(HPVワクチン)を接種していれば、HPV16型と18型という悪性度が高くて進行の早いウイルスの感染は予防できます。
HPVワクチンで20代の子宮頸がんの9割が予防できるとも言われてます。
でも、子宮頸がんを100%予防できるわけではないので検診は受けるようにしましょう。