がん検診いつまでやればいいの?
子宮がん検診や乳がん検診でよく聞かれる質問が、
「いつまで(何歳まで)やればいいんですか?」です。
「元気なうちはやりましょう」と答えてます。
そうすると次の質問は、
「こんな年になってがんになるんですか?」
「美智子さんも乳がんになりましたよね。」と言うと、
(正確には上皇后美智子さま)
「ああ、そうでしたね。」と納得してくださいます。
がんは、いろいろな臓器にできますが、早期に見つけることができるがんと、早期に見つけるのが難しいがんがあります。
子宮頸がん、子宮体がん、乳がんは早期に見つけることができます。
がんが見つかるのが怖いからがん検診はしたくないという方がいますが、進行がんになってから診断される方がもっと怖いと思います。
乳がんは自分で見つけてくる方もいます。
定期的な検診はもちろんですが、日頃のセルフチェックも大事です。
体を洗う時や、下着をつける時など、自分の乳房を触る習慣をつけるといいですね。
しっかり触るのは月1回くらいでいいと思います。
元気なうちはがん検診を受けましょう。
早期に見つかれば、治療も大変ではありません。