排卵痛、卵巣出血を予防しよう
昨日のブログに排卵のことを少し書きました。
排卵って、卵巣から卵(卵子)が飛び出すことです。
卵巣に傷がつきます。
出血することもあります。
時々、月経じゃないのにお腹が痛いといって受診する患者さんがいます。
鑑別診断はいろいろあげられますが、排卵もその一つです。
出血が多いと、お腹の中に血液がたまることもあります。
それを卵巣出血と言います。
血液が卵巣に溜まって「血腫」を作ることもあります。
こわい話ではないのですが、いやだなと思ったらごめんなさい。
でも、排卵でそんな変化が起こっていることは知っておいて欲しいことです。
昨日も書きましたが、排卵は妊娠するためのものです。
妊娠の希望がなければ排卵は無いほうが卵巣に傷がつきません。
排卵を止める方法には、低用量ピルや黄体ホルモンの薬があります。
排卵痛がある方はご相談ください。