HRTはがんの総死亡を減らす!
ホルモン剤はがんになるとか
がんのリスクが高くなるとか
そう思っているかたがまだ多いようですね。
HRT(ホルモン補充療法)は更年期障害の治療です。
閉経前後の40代50代がされる治療なので、
HRT中に乳がんが見つかることもあります。
1個の乳がん細胞が、
1㎝になるまでに10年かかると言われてます。
HRTをすると1年に1回は乳がん検診をするので、
検診回数が増えれば発見数も増えますね。
HRTを始める前から乳がん細胞があったかもしれません。
そして年1回の検診で見つかる乳がんのほとんどは早期です。
それからHRTでは全体のがんのリスクは減ります。
食道がんリスク↓
胃がんリスク↓
大腸がんリスク↓
一方、乳がんリスク、卵巣がんリスクは増えますが、
全体のがんによる総死亡は減ります。
今の日本は2人に1人はがんになると言われてます。
治療中に乳がんが見つかったらHRTは中止ですが、
早く見つかってラッキーと思っていただければと思います。
それからHRTができない方、しない方がよい方は
悲観的にならずに更年期症状楽しみましょう。