十二月の都大路上下ル(カケル)
忙しい、忙しいを言い訳に本を読まないと、
ホントに読まなくなる。
心がどんどん狭くなる。
悪循環です。
これではいけないな~と思って、
また本を読むようにしてます。
直木賞受賞作「八月の御所グラウンド」
万城目学さんの本は初めてですが、
気持ちが暖かで優しい人なんだなあと思いながら、
ほのぼのとした気持ちで読みました。
単行本では「八月の御所グランド」の前に短編小説があって、
私も走るからというわけではないですが、
そちらの方が好みです。
「十二月の都大路上下ル(カケル)」
高校女子駅伝が舞台です。
競争と友情とちょっぴり妬みもあったりして、
それを万城目ワールドのファンタジーが包みこむような感じで
爽やかな気持ちになります。
陸上小説ってホント素敵♡
三浦しおんさん「風が強く吹いている」
佐藤多佳子さん「一瞬の風になれ」
もう一度読みたくなりました。