HPVワクチン（子宮頸がん予防ワクチン）の積極的勧奨が再開して1年半が経ちました。

がんを予防できるワクチンなんて、すごいと思いませんか。

海外ではHPVワクチンで、がんが減ったという報告も出始めました。

日本はどうでしょうか。

残念ながら接種がほとんどされなかった時期がありました。

HPVワクチン定期接種の対象は小学校6年生～高校1年生相当の女子ですが、

「キャッチアップ接種」と言って、

高校2年生以上でも、接種の機会を逃してしまった女子は無料で接種できます。

対象は平成９年度生まれ～平成18年度生まれ

誕生日が1997年4月2日～2007年4月1日生まれの女子です。

ひまわりレディースクリニックでもHPVワクチン接種が増えてます。

「予防接種法上、ワクチンの接種にあたって保護者の同意が必要となるのは16 歳未満の方です。

そのため、キャッチアップ接種の対象者は、保護者の同意は不要となります。」

（厚労省HPVワクチンQ&Aより）

キャッチアップ接種のご案内は個別通知で送られていますので、

ほとんどの対象者が知ってると思っていたのですが、

厚生労働省が 2023 年年初に行った調査によると、

「知っている・少し知っている」がわずかに 33％だったそうです。

ビックリ、驚きです。

キャッチアップ接種のご案内が届いても気がつかないってことですね。

自費だと3回で5万～10万円のワクチンが、無料で接種できるのは2025年3月までです。

早めに接種をお願いします。