骨盤底筋体操で快適な生活を!
「骨盤底筋体操」というのを聞いたことがあるでしょうか?
骨盤底筋とは〈膀胱・子宮・直腸〉を支える筋肉の集まりです。
骨盤底筋には主に「尿道括約筋」と「肛門括約筋」があります。
この筋肉が弱くなると尿失禁になったり、
子宮や膀胱・直腸が下がってきます。
一般的な骨盤底筋体操では、
お尻の穴(肛門)を締める指導をします。
「肛門括約筋」と「尿道括約筋」
この二つはつながっているので、
肛門を締めれば尿道括約筋も鍛えられます。
その逆に「尿道」括約筋を動かすと「肛門」括約筋も鍛えられます。
肛門括約筋を動かす⇒肛門を締めるというのは想像できますね。
尿道括約筋を動かすにはどうすればいいでしょうか。
内股でつま先を内側にして立ち、
膝を少し曲げて腟を締めるように力を入れる。
子どもが「オシッコ漏れちゃう~」って我慢しているときの恰好です。
産後や高齢になって尿失禁が気になるという方、
「尿道」括約筋と「肛門」括約筋を別々に動かして、
骨盤底筋体操してみてください。