軽度異形成と言われました。心配です。
軽度異形成はがんではないので安心してください。
子宮頸がん検査で異常が出た場合は精密検査をします。
コルポスコープという拡大鏡で
子宮の入り口(頸部)を観察して、
異常に見えるとこをを数ミリつまんで検査をします。
それを組織診(そしきしん)といいます。
その結果「異形成(いけいせい)」と診断されることが多いです。
がんではありません。
異形成は軽いものから3つに分類されます。
軽度異形成 軽い異常
中等度異形成 中くらいの異常
高度異形成 高度の異常
その名の通りです。
(すみません、専門家の説明とは思えませんよね。)
高度異形成はがんになるリスクが高いので
手術になることがあります。
「えっ!子宮取っちゃうの?」
と思われた皆さん、心配しないでください。
将来妊娠を希望されてる場合は、子宮を取りません。
円錐切除術と言って、子宮の入口を切除する手術になります。
子宮は残るので安心してください。
中等度異形成や軽度異形成は経過観察になります。
自然に病変が無くなる(消退する)こともありますが、
放置すると進行することがあるので、
医師の指示通りに通院して検査を受けてください。
何度か検査を受けるうちに治癒することがほとんどです。
ですから、軽度異形成が見つかったら、
がんになる前に見つかってラッキーと思って欲しいです。