葛根湯を飲むと眠れない~
葛根湯(かっこんとう)は風邪の漢方として有名です。
飲んだことありま~すっていう方多いのではないでしょうか。
私も風邪のひき始めによく飲みます。
本来は「悪寒・発熱してまだ汗が出てない」状態で服用する漢方です。
発汗させて風邪を治します。
実際のところ、私の場合は「のどちく」
喉が痛いな~と感じたときに飲んで寝ると
翌朝には治ってるという使い方してます。
肩こりに毎日飲んでいる方もいますね。
葛根(かっこん)に筋弛緩作用があるからです。
その名の通り葛(クズ)の根です。
いろいろな症状に使える葛根湯ですが、
寝る前に飲むと眠れなくなっちゃうという方がいます。
また、朝飲むとシャキッとするという方もいます。
これは葛根湯に入っている麻黄(まおう)という薬草の影響です。
- 葛根湯は7つの生薬(しょうやく)から構成されてます。
- 葛根 かっこん
- 麻黄 まおう
- 大棗 たいそう
- 桂皮 けいひ
- 芍薬 しゃくやく
- 生姜 しょうきょう
甘草 かんぞう
麻黄には「エフェドリン」という
興奮作用がある物質が含まれていることがわかってます。
葛根湯飲んだら目がさえちゃってという方がいましたら、
それは気のせいではありません。
ちなみに私は平気です。
夫は眠れない方です。