糖尿病 血糖のコントロールについて
私の父は糖尿病で、私もその傾向があるので気をつけてます。
糖尿病それ自体は無症状なので検査をしないとわかりません。
放置すると血管が硬くなり、目や腎臓、心臓などの合併症が問題となります。
糖尿病が原因による失明、透析などを予防するには血糖のコントロールが重要です。
HbA1cという検査項目があります。
「ヘモグロビンAワンC」といいます。
過去1~2カ月の血糖値を反映する検査です。
HbA1cは6.0未満が正常です。
私は健康診断で、HbA1cが6.1という値だったことがあり、それから注意するようになりました。
食事で気をつけるのは、血糖を上げやすい食品を控えること。
糖尿病というと甘いものを控えましょうとよく言われますが、三食の食事でも気をつけたいことがあります。
白いご飯や白いパンが血糖を上げやすいので、普段のご飯は玄米にしてます。
今年度も抜き打ちの職員健診がありました。
「先生、今日職員健診しますから、お昼食べる前に血液採らせてください」
と、朝急に言われました。
何となく自信があったので、オーケーして採血しました。
HbA1Cは、5.6でした。
よかった。
私のような若い人では血糖のコントロールは重要です。
6月で還暦。
若くないですが、人生90年を考えると50代、60代は若いになります。
父のような高齢者の血糖コントロール目標値は違ってきます。
高齢者の血糖コントロールは次のような目安があるようです。
HbA1C 7%未満を維持していれば合併症は起きにくい。
要介護などで厳格な管理や治療が難しい場合もあります。
その場合は7%にこだわらず、病状や理解力、生活状況に合わせて、場合によっては目標値を8%未満にすることもあるそうです。