産婦人科医ひまわり先生のブログ

月経痛を放置しない!10代から低用量ピル♡

月経痛を放置しない!10代から低用量ピル♡

#低用量ピル、月経#子宮内膜症/腺筋症、子宮筋腫

春休みになり中学生、高校生の患者さんが増えてます。

月経痛や月経前の体調不良(PMS:月経前症候群)で受診。

ピルを処方して欲しいと言って受診される親子が多く、とても喜んでます。

低用量ピルの効果が認知されつつあるということですね。

名古屋ウィメンズマラソンのRD(ランニングドクター)でご一緒したA先生は51歳。

更年期症状のぼせ・ホテリでHRT(ホルモン補充療法)を始めたと言ってました。

HRT、いいですね~。

羨ましい。

理想の女性の一生は、

月経痛は低用量ピルで治療。

ピルで子宮内膜症を予防、避妊もできる。

閉経したらHRT。

残念ながら、私は重症の子宮内膜症だったのでHRTをしていません。

子宮内膜症は閉経すると治る病気なので、HRTをすると再燃するからです。

だから10代の頃から月経痛を放置しない。

低用量ピルで月経痛を治療して、子宮内膜症も予防する。

たくさんの思春期女子にピルを飲んで欲しいです。

月経痛の治療薬にはジェノゲストというホルモン剤もあります。

こちらもとてもいい薬です。

ピルは1日1回、ジェノゲストは2回内服です。

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