この夏も、たくさんの中高校生が受診の月経調節を希望して受診してくれました。
月経痛なんかに負けない!っていうのもありかもしれませんが、
そんな我慢することありません。
試験直前だと、中用量ピルというので月経調節しなければならないことがあります。
今からなら低用量~超低用量ピルで調節が可能です。
一般的なピルは4週間周期で出血が起こります。
出血する時期がわかりますし、その出血を遅らせるとか早めることもできます。
月経痛が辛い方は、痛みが軽減するので、月経(出血)が気にならなくなる方もいます。
量も減るから、漏れる心配もありません。
将来の妊娠を心配される方がいますが、
「ピルを飲むと、将来妊娠しやすくなるんだよ」と話してます。
ピルを飲んでいる間は、排卵を止めるので妊娠しませんが、
ピルには不妊症の原因にもなる子宮内膜症を予防するので、飲むことで不妊症を予防できるってことです。
毎日飲むのは大変ですが、頑張ってみましょう。
1日1回1錠、錠剤は横に7錠並んでいて、曜日で管理できるようになってます。
飲み始めは少し気持ち悪くなる方がいますが、すぐに気にならなくなります。
今から開始して慣れておくといいですね。
受験の月経調節を希望の方は早めに受診してください。