低用量ピル 当院スタッフも飲んでます
低用量ピル、こんないい薬、飲まなきゃそんそん!
てな感じで当院スタッフも飲んでます。
海外の品ぞろえには及びませんが、
1999年のピル発売当時より
種類が増えたのは嬉しいことです。
スタッフはそれぞれ自分に合ったピルを選んで飲んでます。
と言いたいとことですが、
すでに卒業してHRT(ホルモン補充療法)をしていたり、
黄体ホルモン製剤(ジェノゲスト)に変更したりで、
スタッフのピルユーザーは減りました。
わたしも10年以上前にピル卒業してます。
ピルは入っている黄体ホルモンの種類によって特徴があります。
ピルAやBは飲み始めの吐き気が出にくいので、
初めての方には飲みやすいピルです。
ピルCは月経痛を抑えたり、
出血量を減らす効果が他に比べて高いのが特徴です。
ただし初めてピルCを飲む場合は嘔気が出やすいので、
ピルAやBに慣れてからピルCに切り替えると上手くいくことが多いです。
ピルDは肌荒れやニキビの改善効果が優れていますが、
出血の減少効果が他のピルほどではないので、
過多月経(月経が多い)の治療には向いてません。
ピルEは・・・ このように種類によって特徴があります。
それは教科書には書いてありません。
私はかつて全てのピルを飲んで、
その特徴を把握してます。
患者さんからの情報もそれに一致するので間違いないようです。
そう考えるとピルもオーダーメイドですね。
あなたに合ったピルを一緒に探しましょう。