産婦人科医ひまわり先生のブログ

低用量ピル 出血減って、無くなることもあります

低用量ピル 出血減って、無くなることもあります

#低用量ピル、月経

低用量ピルには出血量を減らす効果があります。

ピルを飲んでる患者さんから

「出血が少ししか出ないのですが、大丈夫ですか?」

「出血が無いんですが大丈夫ですか?」

という質問をよく受けます。

大丈夫です♡

出血が少ないと(無いと)将来の妊娠に悪い影響があるのでは?

と不安に感じる方が多いようです。

全く心配ありません。

むしろ、ピルを飲んでいた方がいろいろな病気(子宮内膜症など)の予防もできるし、

ピルをやめた直後はとても妊娠しやすいんですよ。

それでは、ピルを飲むとどうして出血が減るのでしょうか?

ピルに入っている黄体ホルモンの作用で、

子宮内膜が薄くなり、出血が減ります。

健康な子宮ほど出血が減りますし、出血がなくなることもあります。

出血が起こらなくで困ることは何でしょうか?

妊娠したんじゃないかと不安になる人がいます。

その場合はご相談ください。

休薬中(プラセボ中)の出血が多いピル、少ないピル、

不正出血が起こりやすいピル、起こりにくいピルなど、

それぞれのピルには特徴がありますので、

お気軽にご相談ください。

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