産婦人科医ひまわり先生のブログ

スポーツと薬

スポーツと薬

#低用量ピル、月経#運動、スポーツ、平和

婦人科でよく処方する薬について、

ドーピング薬剤かどうか考えてみましょう。

月経痛の治療などに処方する「低用量ピル」

これはドーピングにはなりません。

実際に女性アスリートの多くが低用量ピルを飲んでます。

それでは「漢方」はどうでしょうか?

薬局でも簡単に購入できますよね。

漢方薬の中には禁止物質を含んでいるものがあるので、

ドーピングでひっかかる可能性があります。

風邪をひいたから葛根湯というわけにはいきません。

葛根湯に入っている麻黄(マオウ)という薬草には、

エフェドリンという興奮作用のある物質が 含まれているからです。

ドーピング薬剤には十分に注意しなければいけませんが、

低用量ピルは上手に使って月経調節ですね。

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