キャッチアップ接種対象女性!素敵です♡
昨日午前に9価ワクチンについてのブログをアップしたところ、夕方16時に学会からホームページを更新したという案内がありました。
「子宮頸がんとHPVワクチンに関する正しい理解のために」を更新しました。
さっそく覗いてみたら、9価ワクチンと定期接種の文章が少し変更になっていたので、書き直しました。
昨日のブログと重複しますが、以下抜粋します。
- 9 価 HPV ワクチンは効果的なワクチンではありますが、今現在(2022年7月27日)日本ではまだ定期接種対象ではなく、任意(自費)接種です。9 価ワクチンの無料化を待っていると、HPV 定期接種あるいは無料キャッチアップ接種の上限 (平成 17 年度生まれまで)を越えてしまう恐れがあります。
定期接種の機会を逃さないよう注意が必要です。
さて、学会のホームページにはキャッチアップ接種のことも追加になってました。
HPVワクチン定期接種の機会を逃してしまった世代がいます。
接種を逃した 1997 年(平成 9 年)度から 2005 年(平成 17 年)度生まれの女子を対象に、無料のキャッチアップ接種が始まってます。
キャッチアップ接種が増えて喜んでます。
とても嬉しいのは、彼女たちが自分の意思で来院してくれること。
保護者の同意がいりませんから、接種するかどうか自分で決められます。
もちろん両親や周りの大人から勧められたのがきっかけかもしれませんが、自分で考えて、自分で決るって、とても素敵です。
ほとんど1人で受診されます。
お母さんが当院患者さんで一緒に受診される方もいますが、お母さんは待合室で待っていて、ご本人だけが診察室に入ってくるというケースがほとんどです。
キャッチアップ接種世代は、既に性交渉を持っている方もいます。
しかし、性交経験があっても接種する意義は十分にあります。
16型18型の両方のウイルスに感染している可能性は稀だからです。
それから、性交経験がある方は必ず子宮頸がん検診もしましょう。
現在パートナーがいる方は、接種完了まで(約半年間)、パートナーを変えないでください。
という話をしながら接種します。
どうぞ無料で接種できる機会を逃さないようお願いします。