がん医療の進歩
生涯でがんにかかる人は2人に1人、
だれもががんにかかる可能性があります。
これは医療の進歩や生活環境の改善などによって
長生きするようになったのも要因の一つらしいです。
長く生きれば身体の中にがん細胞ができることもあります。
がんは早期発見、早期治療といいますが、
がん医療の進歩によって治療成績が向上してます。
がんの治療といえば手術、抗がん剤、放射線治療が主でしたが、
今は他にも治療方法があります。
1.粒子線治療(重粒子、陽子線)
体の奥深くにある腫瘍に粒子を集中的に当てることで、高い効果と少ない副作用で治療ができます。重粒子線施設は全国に7か所しかないですが、その一つが神奈川県立がんセンターです。
2.分子標的薬・免疫チェックポイント阻害薬
分子標的薬は、がんだけにある分子を目印に攻撃します。
免疫チェックポイント阻害薬は、がんを攻撃する免疫力を高める薬です。
3.ゲノム医療
患者さんのがんの遺伝子を調べて薬を使い分ける方法です。
このように医療はどんどん進歩しています。
がんが見つかるのが怖い、なんて思っているあなた。
だれもが「がん」になりうる時代です。
早期発見、早期治療はもちろんベストですが、
治療方法がとても進歩してきているので、
上手にがんと付き合っていきましょう。
「がん」との付き合い方について