産婦人科医ひまわり先生のブログ

「子宮」がんには2種類ある

「子宮」がんには2種類ある

#がん(予防、検診、治療)

子宮頸がんのことを何回も話題にしてきましたが、

子宮がんにはもう一つあります。

子宮の中にできる子宮体がんです。

子宮内膜のがんなので、子宮内膜がんとも言います。

子宮頸がんと子宮体がん(内膜がん)の特徴を比較してみましょう。

  • 子宮頸がんは若い女性に多く、
  •  子宮体がんは閉経前後から閉経後に多い。
  • 子宮頸がんの主な原因はHPV(ヒトパピローマウイルス)で、
  •  子宮体がんはエストロゲンという女性ホルモンが関与している。
  • 子宮頸がんの初期は症状がない。
  •  子宮体がんは初期から不正出血などの症状がある。

がんを専門にしている先生方の話では、どちらのがんも増えているそうです。

定期的な婦人科検診を受けるようにしましょう。

一般的に婦人科検診といえば子宮頸がん検査になります。

超音波検査を追加することで卵巣などの状態がわかります。

閉経後で不正出血などがある場合は、早めに婦人科を受診してください。

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