「子宮」がんには2種類ある
子宮頸がんのことを何回も話題にしてきましたが、
子宮がんにはもう一つあります。
子宮の中にできる子宮体がんです。
子宮内膜のがんなので、子宮内膜がんとも言います。
子宮頸がんと子宮体がん(内膜がん)の特徴を比較してみましょう。
- 子宮頸がんは若い女性に多く、
- 子宮体がんは閉経前後から閉経後に多い。
- 子宮頸がんの主な原因はHPV(ヒトパピローマウイルス)で、
- 子宮体がんはエストロゲンという女性ホルモンが関与している。
- 子宮頸がんの初期は症状がない。
- 子宮体がんは初期から不正出血などの症状がある。
がんを専門にしている先生方の話では、どちらのがんも増えているそうです。
定期的な婦人科検診を受けるようにしましょう。
一般的に婦人科検診といえば子宮頸がん検査になります。
超音波検査を追加することで卵巣などの状態がわかります。
閉経後で不正出血などがある場合は、早めに婦人科を受診してください。