釣藤散(ちょうとうさん)が効いた♡
先週、久しぶりに漢方を飲みました。
この冬は乾燥がひどくて、体も頭もかゆくて、温清飲(うんせいいん)と治頭瘡一方(ちづそういっぽう)に大変お世話になりました。
症状も落ち着いていたので、最近は漢方のことなど忘れていたのですが、先週は釣藤散(ちょうとうさん)を2回飲みました。
漢方は長く飲まないと効かないと思っている方がいますが、短期間で効果が期待できることもあります。
もちろん体質改善も期待して長期に内服していただくこともありますが、頓服で効くこともあります。
釣藤散は頭痛の漢方です。
効能・効果は「慢性に続く頭痛で中年以降、または高血圧の傾向のあるもの」となっていますが、慢性でなくても効くことがありますし、一包で効くこともあります。
私は、元々頭痛持ちでしたが、走るようになってから頭痛に悩むことはなくなりました。
それでも、時々頭は痛くなります。
頭痛にもいろいろ種類があります。
二日酔いの頭痛には五苓散(ごれいさん)ですね。
肩こりから来る頭痛は、葛根湯(かっこんとう)ですね。
先週の頭痛は、首の後ろの痛みでした。
後頭部の下から後頚部にかけての痛みです。
原因は???
仕事のし過ぎ?と言えばカッコいいですが、韓国ドラマの見過ぎかもしれない。
久しぶりの後頚部痛。
これは「釣藤散だ!」と思い、一包服用、
○○散という漢方は、お湯に溶かさずにそのまま飲みます。
あら不思議♡
痛みが楽になりました。
患者さんでも、釣藤散を飲むと頭がスッキリすると言う方がいらっしゃいますが、本当にそんな感じです。
釣藤散には頭頚部の血流を良くする作用があるようです。