産婦人科医ひまわり先生のブログ

貧血の治療

貧血の治療

#ひまわりレディースクリニック#ミレーナ#低用量ピル、月経#子宮内膜症/腺筋症、子宮筋腫

貧血とは、赤血球の中の

ヘモグロビンが少なくなった状態です。

慢性な貧血は症状が出ないことが多いので、

必ず血液検査で診断しましょう。

貧血の原因が栄養不足の場合は、

食事による鉄の摂取や、鉄剤服用などで治療が可能です。

貧血の原因が月経の量が多い場合は、

月経の量をコントロールする薬が用いられます。

月経をコントロールする薬の代表として低用量ピルがあります。

低用量ピルを飲むと、

月経の量が減り、痛みも和らぎます。

低用量ピルでなく、ジェノゲストという

黄体ホルモン製剤を使う場合もあります。

それでも出血がコントロールできない場合や、

子宮筋腫や子宮腺筋症などの病気が原因の場合は、

一定期間、出血を止める治療を行うこともあります。

お薬で良くならない場合は、

手術治療を検討することもあります。

まずは貧血の原因が何なのか診断することが大切です。

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