漢方の飲み方
先週のブログに薬の飲み方について書きましたが、漢方はどうでしょうか。
漢方は食前とか食間に飲むようになってます。
それは、空腹の方が吸収がいいからです。
でも、飲み忘れることありますよね。
そうしたら食後になってもいいです。
飲み忘れたら思い出した時でもいいので、しっかり飲みましょう。
(注意)食前に飲まないと効果が十分に得られない薬もあります。例えば「レルミナ錠」という子宮筋腫や子宮内膜症の薬は食前に飲むようになってます。値段も高い薬なので、できるだけ飲み忘れないようにしましょう。
漢方の話にもどりますが、胃が弱い方は、食前・食間に飲むと胃がもたれることがあります。
麻黄(マオウ)が入った葛根湯(かっこんとう)。
地黄(ジオウ)が入った八味地黄丸(はちみじおうがん)。
せり科の薬草が入った当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)など。
空腹時に飲んで胃がもたれるようなら、食後に飲んでください。
(私は胃が丈夫なので平気。)
お湯に溶かして飲むといいよと言いますが、それは大変なのでそのまま水かぬるま湯で飲んでください。
体を温める漢方はぬるま湯で飲むといいですね。
それから、お湯に溶かさない方がいい漢方もあります。
〇〇〇〇〇散。
加味逍遙散、当帰芍薬散、五苓散など
開封した時の香りを楽しみましょう。
お湯に溶かさずに、ぬるま湯か水で飲んでください。
〇〇〇〇〇丸は、元は丸薬( 練り合わせて球状にした薬)だったので、こちらもそのまま飲んでください。
(わざわざ丸めて飲む必要はありません。)
桂枝茯苓丸、八味地黄丸など。
面白いですね。